木曽路でつながる お守りーふ

薮原宿から鳥居峠を越え、奈良井宿へ。
木曽の自然と歴史を感じるこの道のりに、
そっと願いを託す小さな「守りがみ」があります。

お守りーふは、葉の形をした小さな紙のお守り。
旅の途中で思い浮かんだ夢や希望、大切な想いを書いて、
お守りのように持ち歩いていただけます。

お守りーふに使われている黄色は、「キハダ」という木で染められています。
この黄色は、木曽の風土と暮らしに根ざした意味が込められています。


キハダの黄色について

キハダは、木曽でも親しまれてきた木です。
キハダの内側の黄色い樹皮からつくられる生薬オウバクは、古くから薬として用いられ、薮原宿や奈良井宿では、旅人のための「道中薬」として親しまれてきました。
また、その樹皮は古くから美しい黄色の染料としても活かされてきました。

お守りーふの黄色には、
この土地の自然、暮らし、ものを大切にする知恵が込められています。

明るく、凛とした黄色が、
旅の記憶にやさしく寄り添います。


旅の途中で、願いを書いてみませんか

鳥居峠へ向かう道、宿場町を歩く時間、
木々の音や風の気配にふれながら、
今の自分の願いをひとつ思い浮かべてみてください。

  • 叶えたい夢
  • 大切にしたい想い
  • 誰かの幸せを願う気持ち
  • これからの自分への願い

お守りーふにその気持ちを書いたら、
旅のお守りとして持ち歩いたり、
お家に帰ってから飾ったりしてお楽しみください。


自分らしく、健やかに

木曽では、山や木々などの自然の恵みを、暮らしの中で大切に活かしてきました。
ただ使うのではなく、無駄にせず、知恵を重ねながら共に生きてきた土地でもあります。

お守りーふには、そんな木曽の風土にも通じる、アップサイクルの考え方
「捨てられるものに、新しい価値を与えて生まれ変わらせること」
が込められています。

お守りーふに使われている紙は、古着や廃棄の布を再利用してつくられたものです。
また、お薬をつくる過程で残るキハダの素材も活かしています。

捨てられてしまうはずだったものに、
もう一度、新しい役割や意味を与えること。
そこには、与えられたものを無駄にせず、大切に活かしていきたいという思いが込められています。

それは、「もの」を大切にすることだけでなく、
今ある自分を見つめ、「自分自身」を大切にすることにも
つながっているのかもしれません。

今の自分を大切にすること。
自分に与えられたものを活かすこと。
ありのままの自分を受け入れながら、より良く育てていくこと。

この旅と、お守りーふが、
自分らしく、健やかに歩んでいくための小さなきっかけになればうれしいです。